●ショパンの幻想即興曲について●
2018/07/11
今回は、ショパンについて書こうと思います。
曲名は、幻想即興曲(第4番嬰ハ短調)
作曲されたのは、1835年。
出版されたのは、1855年になります。
ショパンが25歳の時の作品です。
アレグロ・アジタート・4分の4拍子。
ショパンが亡くなった時に発見された甘美で技巧的な名曲。
どの生徒さんに聞いても、幻想即興曲が弾けるようになりたいという希望があると思います。
かなり自由な展開と流れをもちながら、不自然なところが少しもなく、むしろある意図のもとで構成的に書かれたものだという印象の方が強いくらいの独特の作品ばかり。
1834年、ショパンがポーランドからパリへ行き、社交界の人気者になった頃に書かれた作品。
ショパンが亡くなってから、彼の楽譜ばさみの中から発見されて、友人のフォンタナによって幻想即興曲が出版されたが、幻想の標題はその時につけられたものだと考えられています。
代表的な曲で、難しい曲ですが弾けるように頑張っていきましょう。
今回は、ショパンの幻想即興曲についてでした。